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名犬ランドルフ、謎を解く (ランダムハウス講談社 イ 2-1 黒ラブ探偵 1)
表紙買い。
買わずにはおれんでしょ。
あご乗せ黒ラブだよ〜〜〜。
なので、思いっきり大きく表示。


ミステリと猫は、相性がいいらしい。
たとえば、国内では三毛猫ホームズ、海外ではシャム猫ココ。
どちらも、何十冊ものシリーズになっていて、事実おもしろい。
そこまで有名でなくても、猫が主人公のミステリは、けっこうある。
それなのに。
犬シリーズは、あまりない。
現実には、警察犬やら麻薬犬なんかが存在するのだから、もっとあってもいいと思うんだけど。

で。
この本。「黒ラブ探偵1」とあるから、少なくとも「2」は出るんだろうけど。
ホームズやココには、ちょっと及びそうもないかも・・・・(私見・偏見ね)


ぼくの名はランドルフ。文学通で、新聞だって毎日書かさず読むけど、正真正銘の犬、黒ラブラドールだ。ご主人はお人好しの新人画家、ハリー。困ったことに、ハリーが匿名の招待状に誘われるままい、のこのこ怪しい降霊会に顔を出すものだから、殺人事件に遭遇してしまった!(文庫裏表紙より抜粋)



ミステリとしての出来は、まあ、ごく普通。
2つの謎が平行していて、殺人事件は解決するが、もう一つの謎・飼い主の恋人失踪の謎は、そのまま。思わせぶりに終わっている。
たぶん、シリーズを通しての謎になるのかな。
そのあたりの構成は、おもしろそう。

だけど。
犬本として大事なのは、登場人物の魅力。

黒ラブ・5歳男子・ランドルフ・運動嫌いで肥満気味。
愛読書はダンテの神曲。
人間の感情(怒り・嘘・不安など)をかぎ分けることができる。

ダイエットのためスイミングやヨガを強制されてむくれたり、ごはんにケチつけたり、太っていると言われて傷ついたり。
バッタ系ラブじゃなくて、置物系ラブね。
そのへんの描写は、かわいくてよい。
飼い主に推理を伝えるため、アルファベットビスケットを鼻先で並べるシーンも、なかなか。
(鼻が湿っているから、ビスケットが崩れてきて大変。だけど、ラブなら、ついつい、食ってしまうはず。そこが抜けているのはおかしい!)

でも、文章が硬い。
犬の一人称のモノローグで展開していくのだが、その日本語が、こなれていない。
もともとそんな文章なのか、訳文の問題か。
感情移入するのに、文章がじゃま。(えらそ〜だな)
だから、登場人物の性格が伝わってこない。

というわけで。
私の感想としては、この本の魅力は表紙につきる。
2冊目も、表紙がかわいければ、たぶん、買い。
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竹内 真
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